VAPEとiQOSって何が違うの?電子タバコ両雄の違いを解説
そろそろ禁煙を考え、電子タバコに移行しようと目論んでいる松田デス。
この度、様々な協力を頂いた末、遂にゼスト木更津店に「VAPE」(電子タバコ)が導入!
最近では喫煙者の肩身は狭くなる一方。
そんな人にオススメなのがコレです。
じゃーん!VAPE!!!
巷ではVAPEよりもiQOSの方が有名なんですが、意外とお客様から「なんか違うの?」といったご質問もいただいたりしますので、その辺りについて今回は違いを深掘りしたいと思います!
- 前提条件として、「タバコの定義」を知ろう
- iQOSとVAPEは、原材料がそもそも違います
- 「ニコチン」による中毒性の違いもあります
- 購入可能年齢も違います
- 機器のカスタマイズの自由度はVAPEが圧勝!
- まとめ
前提条件として、「タバコの定義」を知ろう
基本的なお話からですが、まずは「タバコ」とは一般的に何を指して言うのかです。
【葉たばこを原料の全部又は一部とし、喫煙用、かみ用又はかぎ用に供し得る状態に製造されたもの】
※たばこ事業法2条3号より
これが所謂一般的な日本のタバコです。
要するに「煙草」と呼ばれる多年草を燃やしたり加熱したりと、何らかの過程を経た上で体内への吸引を行う行為が「タバコ」なのです。
「タバコ」の定義についてはOKでしょうか?
それでは次から本格的に比較していきます。
iQOSとVAPEは、原材料がそもそも違います
まずは、iQOSとVAPEの原材料を比較してみましょう。
iQOSの場合
iQOSは加熱式タバコの事であり、原材料は「煙草」になります。
喫煙する方式が「加熱式」なので煙ではなく水蒸気が出ますので、タバコのニコチン・タール測定方法としては、基準が「煙」から算出されるため、水蒸気を吸うタイプのiQOSだと上記の方法では測定出来ず、一切記載がありません。
が、測定基準が無いだけで、しっかりと「煙草」を使用していますので、実際にはニコチンが含まれてます。
つまり、iQOSは「煙草」を使用しており、実際に燃やして吸う一般的なタバコと違い、加熱する事でタール量を1割以下に抑えたものなので、タバコと呼んで差し支えのないものです。
VAPEの場合
さて、VAPEはどうかというと、主とする原材料は「グリセリン・プロピレングリコール・精製水」。
一見すると怪しい成分のようなものが含まれてますが、成分は主に、美容液や化粧品・医療用途品で使われているモノ。
グリセリン(グリセロール)は、甘味料、保存料、保湿剤、増粘安定剤として食品添加物として使われていますし、プロピレングリコールは、保湿剤・潤滑剤・乳化剤・不凍液として、これまた食品などに使われています。
リキッドの成分には基本的には日常的に摂取している成分が入っている為、原材料そのものは極めて安全です。
但し、あくまでも原材料であって、これを気化して吸い続ける事が極めて安全かどうかと言えば、まだ判明していません。
なにしろ事例が一切無い為、長期間吸い続ける事でどのような影響があるか不明なのが現状なのです。
つまり、VAPEとは「煙草」を使用していない為、「電子タバコ」と言いますが、厳密にはタバコでは無いのです。
まとめると、ニコチン・タールを基準で見た時、iQOSには原材料が煙草な為ニコチン・タールが含まれているのに対して、VAPEでは原材料に煙草を一切使用していないのでニコチン・タールは一切検出されないのです。
「iQOSは周囲に迷惑が掛からない」「iQOS健康被害がない」とよく言われていますが、間違った知識です。
掛からない、被害がない、のではなく、あくまでも「従来のタバコと比較して、驚異的に影響が少ない」のであり、ニコチン・タールという有害物質を出している事に代わりは無いのです。
かといって、VAPEも安全なのかと言えば「不明瞭な点が多い」ので、これもまた言い切れるものではありません。
あくまでも「ニコチン・タールは一切含まれていない」というだけで、その他の有害物質が無いのかは不明なのです。
逆を言えば、VAPEは他の有害物質が入っている可能性が無いとは言い切れないのに対して、iQOSは煙草を使っているものの従来のタバコよりも確実に安全になっているという事は間違いないとも言えます。
どちらも長所・短所があります。
「ニコチン」による中毒性の違いもあります
一般的にタバコにおける中毒としては、「習慣性」と「ニコチン中毒」の二種類に分かれます。
習慣性の場合、タバコを吸うという行為そのものがクセになっており、何か同様の行為で代用できます。
ニコチン中毒の場合、ニコチンの摂取を継続的にしないと落ち着かなくなったりしてしまうもので、ニコチン摂取以外での代用が非常に難しいのが特徴です。
ではiQOSとVAPEの中毒性についてどう違うのか、そもそも中毒性はあるのか、という話ですが、あくまでも「ニコチン中毒」という概念で見た場合で比較してみます。
iQOSの場合
実はニコチン自体はそこまで抑えられていない為、通常のタバコ同様に中毒性が見られます。
VAPEの場合
ニコチンが一切無い為、ニコチン中毒になる心配は無いです。
但し注意してほしいのは、VAPEのリキッドが日本製の物である場合に限ります。
日本では現在ニコチンを含んだリキッドの製造が禁止されている為、日本製であればニコチンは含みません。
ですが、怪しいメーカー・海外からの輸入品などにはニコチンや「それ以外の有害な物質」が含まれてる事もあります。
禁煙までの繋ぎとして買う場合には、自分がニコチン中毒なのか習慣性の中毒なのかをよく見極めた上で、どちらを選んで禁煙するかを決めると良いと思います。
勿論iQOS、VAPE以外にも電子タバコと呼ばれるものは数多くありますが、信頼度・安全性を考えるならば今のところはこの2つ以外は選択肢から除いておいたほうが無難と言えます。
購入可能年齢も違います
上から順にここまで読んだ方なら薄々感じていると思いますが・・・。
iQOSの場合
20歳以上しか買えません。
iQOSは、そのままタバコである事実は変わりない為に、法律に則って20歳未満には販売できません。
VAPEの場合
法律的には明確な年齢規制がありません。(日本国内品に限る)
というのも、VAPEのほうは厳密にはタバコでは無い為、日本では法律による規制が無いので、法的には何歳からでも購入出来ます。
但し、ゼストでは世間的な違和感や認知度の関係から、18歳未満(高校生含)には販売しておりません。
場所によっては買える店があるのかもしれませんが、正規で取り扱っているお店ならば基本的に18禁です。
ゲームのZ指定同様に、厳密には法律で禁止されてませんが、モラルの観点から自粛しているの店が殆どです。
機器のカスタマイズの自由度はVAPEが圧勝!
最後は、機器の自由度を比較していきましょう。
iQOSの場合
基本的に付属品の追加・交換不可!
となっておりますが、基本的に部品の交換は行っていませんが、故障した際には保証期間内(1年)であれば新品と交換可能です。
しかし、バッテリーやホルダーの寿命が1年な為、保証期間内に故障しない限りは1年毎に本体の買い替えが必要となります。
VAPEの場合
様々な部品の交換が可能(一部不可)!
これがVAPEの良いところでもありますが、本体は一部一体型の商品を除いて、分解・交換・変換が可能となっております。
機器を変える事で、煙の量がリキッドの味わいなどがガラリと変わり、自分好みにカスタマイズできるのです。
ただ、細かい部品のカスタマイズは、各機器の互換性が非常に低い為に買い間違えを起こしやすいので、慣れてきてからすることをお勧めします。
というわけでまとめると、自由度の高さは圧倒的にVAPEです。
吸口・コイル・アトマイザーなど様々な部品を交換・変換する事が出来るので、何か不具合などが起きた時に本体毎買い換える必要もなく、また自分に合った調整をすることができます。
その反面、各部品が海外製という事もあって部品自体が不具合だらけな場合や、互換性が非常に低い事によって本体と接続できない事態に陥る事が多々あります。
一方iQOSは寿命が短く部品に融通が効かないものの、日本製という事もあってアフターサービスは万全です。
但し不具合が起きることが多く、新品に交換して貰えるとはいえイチイチ本体を送るのは手間とも言えます。
まとめ
どうでしょう?
正しく理解した上で自分に合いそうな方を選んでみると良いかもしれません。
ただ、現在iQOSはどこも品切れが頻繁に起きており、入手がかなり困難な状況が続いてます。
定価に拘らなければ通販サイトで購入出来ますが、定価で買いたいと思った時にすぐ買えないのです。
逆にVAPEは現在取扱が急増しており、色んなところで購入が可能です。
ゼストはVAPE JAPANさんの「正規代理店」なので安心して購入できます。
勿論リキッドも全て日本製です。
このブログを機に健康に気遣った充実喫煙ライフを考えてみてはいかがでしょうか?
松田直之
音ゲーや格闘ゲーム、アクションゲームなどを嗜んでおります。
生活の一部に組み込まれているものとして、提督業(艦隊これくしょん)も営んでおります。
基本的にはゲームのアレコレを発信してます。
宜しくお願いします。
【ゼスト木更津店】
店舗住所:千葉県木更津市請西2-2-1
電話番号:0438-30-7771
営業時間:12:00~26:00
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