「麻雀格闘倶楽部」3人打ち対局の攻略法・前編
どーも、松田です。
唐突ですが、ゲーセンで麻雀は打ちますか?
今のゲーセンで麻雀をやる場合は、大体が「麻雀格闘倶楽部」か「MJ」になると思います。
「麻雀格闘倶楽部」においては、なんとクラウドサービスを使う事で、家のPCでも出来たりします。
ちなみに私が個人的によくプレイするのは「麻雀格闘倶楽部」です。
この「麻雀格闘倶楽部」ですが、遊べるモードの選択肢としては「4人打ち」と「3人打ち」が選べます。
私は基本的に3人打ちでしか遊びません。
この「3人打ち麻雀」ですが、普通の4人打ち麻雀とは考え方が違うのをご存知ですか?
この3人打ち麻雀を、通常の4人打ち麻雀と同じように打ってしまうと、かなり痛い目に遭ってしまうのです。
今回の記事は、そんな「麻雀格闘倶楽部」の3人打ち麻雀の打ち方や考え方について、説明していこうと思います。
今回は前編という事で、まずは3人打ち対局のルールや利点・基本的な立ち回り方などを紹介します。
「麻雀格闘倶楽部内における3人打ち」ですので、麻雀歴◯年という方々にとっては、あまり意味が無いかもしれません。
基本的には、「麻雀格闘倶楽部で4人打ちはやるけど、3人打ちはあまりやらない」という人向けな記事になります。
※あくまでも私個人の見解であり、必ずしもこれで勝てるという物では無い事を、予めご了承ください。
- 3人打ち対局のルールを把握しましょう
- 3人打ちを選ぶ理由とは?
- 基本的な立ち回り方とは?
- まとめ
3人打ち対局のルールを把握しましょう
最初は、ルールの紹介になります。
基本的な4人打ち麻雀のルールと同じですが、3人打ちならではのルールもあるので、確認してみましょう。
- 東・南・西家の半荘戦「25,000点」スタート
- 萬子は一と九のみ使用
- チー不可
- 食いタンあり
- ダブロンあり
- 責任払いあり(大三元・大四喜・四槓子のみ)
- 裏ドラ・カンドラ・カン裏ドラあり
- 一萬がドラ表示牌の場合九萬がドラ
- 赤ドラあり(五索2枚・五筒2枚)
- 三家立直では流局にならない
- 三色同順なし
- ツモあがりは親・子関係無く折半払い
- 四風連打流局無し(1順過ぎて四枚目を出しても流れない)
太字は特に大事と思われるルールです。
こちらは個別に解説していきますね。
「萬子は一と九のみ使用」
基本的には北に次いで最初に捨てる牌になりやすい牌です。
「チー不可」
鳴きの制限として、チーが出来ません。
ここを勘違いしてしまうと、上がり牌が無くなった!という事になりかねませんね。
「赤ドラあり(五索2枚・五筒2枚)」
通常の麻雀と比べて、五索五筒ドラが1枚ずつ多く存在する事になります。
「三家立直では流局にならない」
4人打ち麻雀では全員立直すると流局になりますが、3人打ちでは流れません。
流局目的で立直するという手が使えません。
ざっくりとですが、覚えておきたいルールはこの辺になります。
4人打ちと比べて大きな違いもあるので、必ず把握しておきましょう。
3人打ちを選ぶ理由とは?
ルールを把握したら、次は「何故3人打ちを選ぶのか?」について説明します。
特殊な制限無く遊べる4人打ち麻雀を避け、あえて3人打ち麻雀をするには、実は理由があったりします。
その理由は以下の4つです。
※あくまでも個人的に思う事であり、万人が思っているという訳ではありません。
- 牌が少ないため、必然的に高い役・珍しい役が狙いやすくなる
- 1局の時間が圧倒的に短い(最短2分で終わった事もありました)
- どんな状態からでも、比較的簡単に逆転が狙える
- 対局数を多く消化出来るため、G3・G2などを獲得しやすい
こんなところです。
それぞれの項目に、少しだけ補足をしようと思います。
高い役・珍しい役が狙いやすい
4人打ちと違い、萬子がありません。
そのため、索子で作る役満「緑一色」や筒子で作る役満「大車輪」などが、4人打ち麻雀と比較して圧倒的に狙いやすいです。
その他にも、赤ドラが合計4枚含まれるため、4人打ちでは中々狙えない「三倍満」や「数え役満」も視野に入ります。
また、萬子の2~8が無いので「国士無双」の狙いやすさは異常なほど高いです。
国士無双の狙いやすさが高いため、国士無双に必要な牌だけを捨てる事で成立する役「流し満貫」も狙いやすいです。
1局の時間が短い
4人打ちの半荘戦だと、大体1プレイにつき30分前後の時間が掛かります。
ですが3人打ちだと2分~15分で終わる事が多いです。
4人打ちよりも早い理由として2つ挙げられます。
- 萬子が無いため、打つスピードが皆早くなる
- 高い手が飛び交うため、ぶっとびで終わりやすい(半荘をフルで消化する事が少ない)
萬子が無くなる事で、索子・筒子のどちらかで染め手を狙う事が非常に多くなります。
また、2~8萬が無い事により、混全帯么九系や国士無双が早く仕上がります。
自分が今までプレイした中でも、東1局目で終わる事は珍しくなく、1時間で5~6局消化出来たりもします。
比較的簡単に逆転が狙える
運に左右される事は間違いありませんが、基本的に3人打ちは満貫以上がガンガン出ます。
萬子が無くなる事で、混一色が約50%の確率で成立し、赤ドラや表示ドラが入るだけであっさり4翻に到達します。
4人打ちと違い、門前清自摸和上がりは均等に割り振られるため、2位からの逆転も計算しやすいです。
G3・G2が狙いやすい
対局数が数多くこなせるため、各グレードの賞が消化しやすいです。
チャレンジする機会が多くなれば、必然的に各賞を獲得する確率が上がります。
基本的な立ち回り方とは?
さて、色々とつらつら書きましたが、そろそろ攻略らしい内容に移ろうかと思います。
3人打ちをする上で、重要とされる項目は基本的に「臨機応変」です。
4人打ちでも同じような気もしますが、4人打ち以上に臨機応変が求められます。
オーソドックスな「こういう時はこれ」という考え方では、3人打ち麻雀では基本的に負けます。
勿論オーソドックスに行く事も大事ですが、基本を頭に入れた上であえて違う対応をする事が、勝ちに繋がることがあるのが3人打ち麻雀です。
臨機応変ってだけでは分かりにくいと思いますので、立ち回りの例をいくつか挙げようと思います。
- 勝っている時にリーチされても、自分の手次第では降りない
- 6巡程経っても手があまり変化しない時は、降りる用の牌を集めておく
- 1巡目に自分以外が「北」や「一九萬」を切った際には、あえてその牌を残しておく
とりあえず3つの例を挙げました。
ここで「臨機応変」を使います。
どういうことかと言えば、この3つの対応も、その場の雰囲気や流れによって、全く逆の行動をする時もあるという事です。
「自分の手次第では降りない」
高めを聴牌していても、勝っているならガン降りするという事も大事です。
特に3人打ちの場合は、互いの手が高くなりがちですから、直撃で振り込んで逆転されるケースも考えなければいけません。
かといって毎回ベタ降りするようでは、そもそも上がれなくてジリ貧になってしまいます。
たとえ安い手でも、多面待ちなどで上がりやすい状況であれば、勝負を賭けて先に上がってしまうというのも手です。
「6巡経っても変化が無い時は降りる」
手牌の状況や狙っている役次第で対応が変わります。
例えば国士無双を狙っている時などは、倍の12巡まで粘っても良いですし、捨て牌次第では最後まで行っても良いです。
これは4人打ち麻雀にも言える事です。
そしてここからは、長年3人打ち麻雀をプレイしていた経験からの、3人打ち限定での話になります。
感覚だけで言えば「6巡する頃には、よほど高い手を狙っていない限り誰かが聴牌している」というのがあります。
あくまで感覚なので絶対という訳では無いですが、今までの経験上誰かが聴牌している可能性が高いです。
7巡目以降は、聴牌に向けてというよりも、より高い手・上がりやすい待ちに変えていく事が多いです。
その結果、大体6巡目までに自分の手が「最低でも2~3個分」進んでいない状況になった場合、正直なところその1局は半分捨てて行くのが無難です。
そうは言っても完全に捨てるのではなく、順子刻子を崩すのは最後にして、現物安牌を集めに行くという感じです。
あわよくば、高い手を張れそうになれば、そのまま聴牌を目指す時もあります。
7巡目以降は、相手の捨て牌がツモ切りなのかどうかを確認し、ツモ切りが続くようならほぼ相手は聴牌ってます。
(※ツモ切りかどうかは、相手が牌を捨てる際に手持ち13牌が空くかで判断できます。ツモ切りならどこも空きません)
「北や一九萬をあえて残す」
3人打ち麻雀に於いて、「北」と「一九萬」は最も最初に切られやすい牌です。
何故かと言えば、それぞれ理由があります。
「北」は、場牌にも風牌にもならない為、ドラ・混一色・混全帯么九・七対子・役満以外では活躍しにくい。
その結果、早めに場に切られてしまう為、鳴くタイミングもシビアになりがちです。
残して活用するには、その後の役の選択肢が少なくなってしまうので、最初に切られやすいです。
「一九萬」は、「北」と同様に使い道が限定的になります。
「北」との違いは、混一色や混全帯么九を狙うと、必然的に混老頭が付いてくる事くらいです。
そして混老頭が付くことによって、役の難易度が上がってしまうリスクも伴います。
上記の牌が何故捨てられ易いのかは分かったと思います。
では何故自分以外が捨てた場合に、あえて残すのかといえば理由は単純。
「絶対的な安牌」に使えるからです。
他の牌でも条件が同じであれば同様の効果がありますが、人の心理面で障害になる場合もあります。
たとえば三索が二人に切られた場合、四索子や二索を持ってきて手が広がってしまうと、残したくなりますよね。
ですが、他の牌と違って「北」や「一九萬」は使い勝手が悪い事から、この牌を使って手が広がる事は少ないです。
例え広がったとしても、頭にするか七対子くらいしか出来ないので、他の牌で代用・入替える事が出来ます。
勿論リスクも伴います。
余計な牌を持っている事で、手を進めるための選択肢を狭めてしまいます。
後編で詳しく記事にしますが、3人打ちの場合は「いかに効率良く牌を切るか」が重要です。
そのため、1牌でも余計な牌を持ち続けるという事は、非常にリスクの高い行為と言えます。
上手く使うのであれば、上述の「6巡」までは持ち続け、手が進まない時には捨てないという使い方が無難かもしれません。
まとめ
前編という事で、基本的な項目と簡単な立ち回り方を説明しました。
後編ではもう少し突っ込んだ理論や立ち回り方の説明記事となります。
ここまで色々書いていてアレですが、3人打ち麻雀にとって最も大事な心構えとは「くじけぬ心」を持つことだと思います。
東1局 人和 で開始30秒ぶっ飛び終了なんてことが、非常に起こりやすいのが3人打ち麻雀です。
ともすれば2プレイ連続で起こるということも、4人打ちと比較すると割と現実的な確率になってしまいます。
そんな時に「もう嫌だ」と思っても、気持ちを切り替えてプレイし続けられる事こそが、上位に上り詰める為に必要な精神なのかもしれません。
松田直之
音ゲーや格闘ゲーム、アクションゲームなどを嗜んでおります。
生活の一部に組み込まれているものとして、提督業(艦隊これくしょん)も営んでおります。
基本的にはゲームのアレコレを発信してます。
宜しくお願いします。
【ゼスト木更津店】
店舗住所:千葉県木更津市請西2-2-1
電話番号:0438-30-7771
営業時間:12:00~26:00
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