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ブルーレイに至るまで!ゲームソフトのメディア形式の歴史を一挙ご紹介!

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ドーモ、松田=デス

ゲームソフトの形式は時代と共に様々な形に変化し続けてきました。

現在、次世代機と言われる本体「PS4」「XBOXone」ではブルーレイディスクが採用されています。
(WiiUも基準はブルーレイですが、実質は任天堂独自規格な為ブルーレイとはまた違う物になります)

そのブルーレイ形式に至るまでの歴史を一挙ご紹介!
一般的に言うところの「家庭用ゲーム」におけるゲームソフトの形式を見ていってみましょう。

 

目次

  • ロムカセット
  • 磁気ディスク
  • CD-ROM
  • GD-ROM
  • DVD-ROM
  • UMD
  • HD-DVD
  • Blu-ray Disc
  • まとめ

 

ロムカセット

ファミコン・スーパーファミコン・ゲームボーイなど、任天堂がゲーム会社としてのし上がってきた時の形式。

携帯機の方では脈々と受け継がれ、3DS・PSVitaなどにも採用されている形式。

メリットとしては、データの読み出し機能が単純な為ロード時間というものが非常に少ない事。
デメリットとしては、利用者にとってはあまり関係ない話かもしれないが、製造コストが高いという事。

技術の躍進により、昔と比べて小さいロムで昔よりも容量が大増量しているので今の現役です。

派生系としてPCエンジンで使用するHuCARDが存在する。

 

磁気ディスク

任天堂の黒歴史と囁かれている「ディスクシステム」で使用されたソフト形式。
見た目はフロッピーディスクのような形をしており、当時のロムカセットと比較して容量を詰める事が出来た。
また、1枚のディスクで両面が使用でき、別々のゲームを遊ぶ事が出来た。

しかし弱点が多すぎたのが難点であり、そうそうに撤退となってしまう。

磁石と近づけるだけでディスクが読み込み不可能になったり、容量の増量が不可能な形式であったり、
ソフト単価が低すぎた為、メーカー側の旨味も少なかった事が撤退の主な要因だと考えられる。

 

CD-ROM

爆発的にヒットしたCD-ROM形式といえばPlayStationが挙げられるが、PS以前からも随所でCD-ROMは採用されていました。

古くはPCエンジン CD-ROM2、セガのメガCD・セガサターンなどがあります。
ドリームキャストは一見するとCD-ROMに思われがちですが、実は特殊なものを使用。
CD-ROMの時代はPS終了まで続き、PS後期にはディスク4枚組のゲームなどが存在していた。

CD-ROMの容量は当時のロムカセットとは比較にならない程大きい。

しかしデメリットとしてロード時間が非常に長い事があり、ロムカセットとの世代交代には問題点が多かった。

だが、CD-ROMによる大容量を使ったムービー演出、CGポリゴンによる立体感により徐々に勢力を拡大。
多少のロード時間があろうと、ゲームの内容に厚みを増す事が出来た為以後は主流となる。

 

GD-ROM

聞いた事が無い人がほとんどだと思いますが、GD-ROMというものがあります。
コチラは「ドリームキャスト」で採用されていた形式であり、ゲームだけで言えば実質ドリキャス専用のROMになります。

CD-ROMよりも容量を大きくした規格であったが(容量は約1GB程、CD-ROMは6~700MB)、後のDVD-ROMと比較するとどうしても厳しいものがあり、規格そのものの順応性が低すぎた為最初から最後までドリキャスで無くなってしまった仕様です。

 

DVD-ROM

CD-ROMが蔓延っていた時代、突如として参入してきた大容量ROM。
現代に於いても未だ現役である。

容量は片面1層で4.7GB、2層なら8.5GBとCD-ROMとは比べるまでもなく大容量です。

PlayStation2(PS2)によって急激に普及された規格であり、近しい時期にはXboxもDVD対応として発売。
任天堂からはゲームキューブが発売されるものの、コチラはDVD基準となる8cmディスクでの登場。
8cm式DVDな為、12cmの通常のDVDとはまた違う物になります。

PS2初期から「DVDプレーヤーを買うなら本体を買ったほうが安い」というので有名であり、PS2の本体そのものがDVD-ROMの普及を加速した最大の功労者といっても過言ではない。

 

UMD

ソニーが独自開発した光ディスク規格。
正式名称は「ユニバーサル・メディア・ディスク」
PlayStation Portable(PSP)で採用された形式。

DVDの約半分のほどの容量を持ち、サイズは6cmと非常に小さい。
PSPでしか再生出来ない特殊な形式であり、ゲーム以外にも洋画・邦画などが出ている。

PS2と同じく一見すれば「ゲームも出来て映画も楽しめる」と思われがちですが、残念ながら普及には至らず。

現代ではスマホの普及により高画質で映画を楽しむことも出来るので、淘汰もやむ無しといったところですね。

 

HD-DVD

ゲームソフトとしての発売は皆無ですが、HD-DVDというものがあります。

DVD-ROMよりも上位のメディアで、容量は15GB。DVD-ROMの約3倍程。
唯一対応しているゲーム機本体がXbox360であるが、こちらは別売りのXbox360用外付けHD-DVDプレーヤーが必要。

東芝とNECが共同開発をし、ブルーレイに対抗する為に生み出したのだがあらゆる面でブルーレイに劣ってしまい2008年に完全撤退してしまいました。

 

Blu-ray Disc

現代に於いて主流となりつつあり、まだ若干普及しきっていない規格がこの「ブルーレイ」。

PlayStation3で初めて採用され、そのゲームグラフィックの変化は一気に加速して向上。
容量が1層25GBとDVD-ROMの5倍以上になり、更なる大容量化。

同時期に出たXbox360はブルーレイ非対応であり、かろうじてHD-DVDまでなら・・・という感じ。
Wiiは一見するとDVDが再生出来そうだが、実は任天堂独自規格でのROMなため、DVDとは違う物なので再生出来ません。

Xbox360の後継機「XboxOne」ではブルーレイ規格を採用。
PS3の後継機「PlayStation4」もブルーレイ規格である。
Wiiの後継機「WiiU」は、Wii同様に任天堂独自規格な為ブルーレイは再生出来ません。

圧倒的な容量によりDVD-ROMよりも高解像度・高画質となったブルーレイ。

2016年上半期の時点で最新のPlayStation4では、ブルーレイの高画質を発揮した美麗ゲームソフトが数多く出てます。
さながら映画を見ているかのような、現実に限りなく近いフィールド・人物達。ロムカセット初期時代からでは全く想像だに出来ない事でしょう。

 

まとめ

現状に於いてこれ以上の高解像度・高画質は誤差の範囲内になると考えられてます。
今後はこの解像度・画質を維持したまま、今までとは全く異なった発想のゲーム機が増える事でしょう。

任天堂から任天堂NX、ソニーからPS4Neo(名称未確定)、マイクロソフトからXboxOne「Scorpio」(名称未確定)、そしてソニーよりPlayStation VRが発表され、今後のゲーム業界が楽しみというものです。

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松田直之

松田直之

ゲーム・アニメ・コミック・DVD・アダルト買取査定のプロ株式会社エイムアントレー
ゼスト木更津店・店長の松田です。
音ゲーや格闘ゲーム、アクションゲームなどを嗜んでおります。
生活の一部に組み込まれているものとして、提督業(艦隊これくしょん)も営んでおります。
基本的にはゲームのアレコレを発信してます。
宜しくお願いします。
【ゼスト木更津店】
店舗住所:千葉県木更津市請西2-2-1
電話番号:0438-30-7771
営業時間:12:00~26:00
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