プラモデル初心者が損をしない、バイヤーがおススメするニッパー5選
プラモデルをつくるにあたり「どのニッパーを買えばいいかわからない・・・。」そんなことはございませんか?
当店で取扱いしているニッパーだけでも店舗によりますが約20以上も種類があります。
用途や手のサイズも人それぞれですので、初心者向けにオススメするプラモデル用の商品を5点ご紹介させていただきます。
初心者が損をしない、バイヤーがおススメするニッパー5選
ニッパーには「片刃」と「両刃」と呼ばれる種類があります。
両刃・・・切断するための刃が両方についているので、両方の刃が切断する対象に切り込んでいきます。切断後が切る対象の中央付近にくるので切断跡が目立ちます。しかし両刃ニッパーは耐久性に優れているので厚いものが切断できるのが〇。切断面は片刃ニッパーより跡が残りやすいです。
片刃・・・片刃構造の場合は、切断する刃は片方でもう一方は「まな板刃」と呼ばれる受け側の刃になっています。切断する刃(片刃)のみが切断する対象に切り込んでいくため、切り終わり部分が切断対象の端に寄ってくれるので切断後が目立たなくなってくれます。きれいな切れ味を求めるなら片刃がオススメです。
注)金属線を切る際は「精密ニッパー」や「メタルラインニッパー」などを使用します。
今回内容ではプラモデルのランナーを切り離すニッパーをメインにご紹介致します。
<D-1 ベビーニッパー>-ミネシマ-
※コスパ最強 安い!けど導入品としては最適
始めてプラモデルを作成する際には、工具は比較的安価で揃えたいところ…。
そんな人にオススメなのが、安くて使いやすいベビーニッパー。(サイズ:全長100mm)
サイズが小さいのでお子様にもオススメできますし、小さいことでグリップを確り握ることができます。
ベビーニッパーだと手のサイズ的に小さすぎるという方は、一回り大きい
プラニッパー(同ミネシマ製)もご検討ください。(プラニッパー:サイズ全長125mm)
全長100mmで切断能力Φ1mm未満。
商品価格:660円税込(2024.3月時点)でオススメニッパーの中では最安値
<GH-SG-01 プラニッパー(両刃)>-ゴッドハンド-
※迷ったらコレ!両刃でも切断面◎
高耐久な両刃ニッパーでフラットな刃先で出来ているので切断面は平ら。壊れにくい強度があるので耐久面は◎。
片刃でこそないですが切断面が非常にきれいです。パッキンバネというゴッドハンドさんの特許技術が採用されています。
切断能力Φ3mm以下。
商品価格:1430円税込(2024.3月時点)とお値段もお手頃で購入しやすい商品です。
<No.74123 先細薄刃ニッパー>-タミヤ-
※細かいパーツの切り離しならコレ!ランナーとパーツの間隔が狭い箇所に
先細薄刃ニッパーはタミヤさんから同じく発売されている「薄刃ニッパー」よりもさらに先端を先細の形状に仕上げられている商品。
スケールプラモデル作成を検討されているお客様にもオススメです。細かいパーツの切り出しに重宝できる定番かつ無難な商品です。
作業効率が必ずあがる一品です。
商品価格:3960円税込(2024.3月時点)
<No.74035 薄刃ニッパー(ゲートカット用)>-タミヤ-
※汎用性バツグンでお値段以上の働きをしてくれる逸品
所感ですが刃の強度的には薄刃ニッパーの方が上と感じてます。
ニッパーを複数所持(状況によって使い分けること)しない方はこちらが一番オススメです。
金属等を切らなければ安定して長期使用することが可能な品質。汎用性も非常に高いです。
商品価格:3960円税込(2024.3月時点)
<GH-PN-120 ブレードワンニッパー>-ゴッドハンド-
※アルティメットニッパーより刃部分が厚く丈夫。片刃ニッパー入門なら迷わずコレ!
アルティメットニッパー(2024.3月時点5940円税込)の品質は勿論最高、ですがお値段もなかなか手が出しにくい商品。
そんなアルティメットニッパーと同じ使い方ができ、価格が1000円安いのも魅力的。切り心地はアルティメットニッパーよりも若干重たい程度。
アルティメットニッパーと比較した際の特徴として、
[透明・半透明プラスチック(PS樹脂が通常のものよりも硬め)を切断する際]
⇒アルティメットニッパー:Φ1mmまで
⇒ブレードワンニッパー:Φ2mmまで対応
使い方を誤ってしまうと刃が折れることや、欠けることもありますが、ブレードワンニッパーは耐久性に優れています。
切断能力:3mm以下
商品価格:4840円税込(2024.3月時点)
バイヤーの個人的所感
各メーカーのニッパーを紹介させていただきましたが、所感は以下のようになります。
初心者向けで取り敢えずプラモデルを作りたい方 ⇒ 「ベビーニッパーorプラニッパー」
ガンプラや模型を作っていくにあたって、長く道具を使用したい方 ⇒ 「薄刃ニッパーor先細薄刃ニッパー」
切れ味特化!ヤスリがけしなくても綺麗なゲート処理をしたい方 ⇒「ブレードワンニッパーorアルティメットニッパー」
ゲートカットは基本「2度切り」を推奨致します。
ゲートから1~2mm残してパーツを切断して切り離してから残ったゲートを切るときれいに仕上がります。
焦らずじっくりとパーツを切り離していきましょう。
まとめ
プラモデルを作るにあたりニッパーは必需品です。種類、サイズ、用途によって豊富な種類があります。
私の場合ベビーニッパーから始まり、先細薄刃ニッパー、ブレードワンニッパーと購入していきました。
切り取る箇所や場面に応じてツールを変更すると仕上がりも向上していきます。
作成するプラモデルに適したニッパーを使ってお客様の作品を作り上げてください。
ホビー担当
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