歴代ドラゴンクエストの特徴と魅力を紹介!②「ドラゴンクエストⅡ」
どーも、松田です。
2017年7月29日、ついにドラゴンクエストⅪが発売です。
オンライン(ドラゴンクエストⅩ)を除けば実に8年振りの新作ですね。
ところで、8年振りの新作ドラゴンクエストⅪは、そのコンセプトとして「原点回帰」をうたっておりますが、この「原点回帰」。
「ドラゴンクエスト」というシリーズの、特に初期作品をプレイしていないと、どの点をもって「原点回帰」としているか分かりづらいですよね。
そこで、そんなドラクエの「原点」を、今回少し振り返ってみませんか?という事で、第ニ回目の今回は、シリーズ屈指の難しさを誇る「ドラゴンクエストⅡ」を紹介しようと思います。
なお、全ての原点「ドラゴンクエストⅠ」については「歴代ドラゴンクエストの特徴と魅力を紹介!①「ドラゴンクエストⅠ」」の記事で紹介しておりますので、ぜひ併せてお読みください。
- 本当の意味での原点はここ!「ドラゴンクエストⅡ」の概要
- ドラクエⅡ最大の魅力は、激ムズなその「難易度」
- 初めて「仲間」「集団で襲ってくるモンスター」のシステムが搭載!ドラクエⅡならではの特徴①
- 圧倒的に呪文が増え、戦術の幅が広がった!!ドラクエⅡならではの特徴②
- 一番有名な「復活の呪文」はドラクエⅡのバージョン!ドラクエⅡならではの特徴③
- まとめ
本当の意味での原点はここ!「ドラゴンクエストⅡ」の概要
1987年1月26日(月曜日)発売の「ドラゴンクエストⅡ」。
前作「ドラゴンクエストⅠ」から、わずか8ヶ月しか経っていません。
ファミコン版では売上本数241万本、ファミコンソフト歴代売上第6位の強者です。
初代の「ドラゴンクエストⅠ」から100年後を舞台とし、前作のマップもほぼそのまま使用されています。
ROM容量が1メガビットで、これは前作の倍の数値!
数値が倍なだけに、中身も実に充実しており、たくさんの要素が詰め込まれています。
例えば、「ドラゴンクエストⅡ」のフィールドマップは256マス×256マス。
前作「ドラゴンクエストⅠ」は100マス×100マスだったので、6倍以上になります。
マップが広くなった分だけ冒険範囲が広がり、前作には無い「船」や「遠隔地へワープする旅の扉」という新システムが登場します。
「ドラゴンクエストⅡ」で出来たシステムは、後のドラクエシリーズの大半が引き継いでいるので、本当の意味での原点はこのドラゴンクエストⅡなのかもしれません。
ドラクエⅡ最大の魅力は、激ムズなその「難易度」
ドラクエⅡには、数多くのダンジョンや広大なMAPが広がってます。
個人的な意見ではありますが、シリーズ通してドラクエⅡは難易度最上級といっても過言ではないと思います。
いくつかその代表を紹介しようと思います。
ロンダルキアの洞窟の難しさ
FC版(ファミコン版)では、本当に地獄のようなダンジョンです。
当時の人たちも、発狂しながらやっていたのではないでしょうか?
- 広大すぎるダンジョンMAPに加え、大量に見えない落とし穴が配置された部屋や、無限ループする回廊
- 落とし穴に落ちてしまうと、数歩ごとにバトル画面に飛ばされる(エンカウント)腐った死体
- 無限回廊で襲ってくるのは、魔法が効かない上に、防御が硬く攻撃の痛いキラーマシン
etc・・・
持てるアイテムには限りがあり、回復手段が底を尽きるなんてザラです。
「ロンダルキアの洞窟」は、ラスボスに到達する為には必ず通らなければならないダンジョンなのに、この鬼畜っぷりが遺憾なく発揮されています。
風の塔への道のり(※若干のネタバレ有り)
序盤の難関、風の塔。
何も調べずにプレイをしてしまうと、必ず罠にハマるフィールドがあり、一回ハマると抜け出せなくなってしまいます。
長い道のりを経て辿り着いた先で、多くの人が絶望したことでしょう。
そう。
普通に進めていくと、街から延々と道なりに進んだ結果、川に遮られてどうにも出来なくなるのです。
川の対処法として、風の塔にある「風のマント」が必要になるのですが、この塔は、なんと遠回りしないと行けません。
RPGをプレイする際、普通は行かない方向(道なりの反対方向)に向かう必要がある為、罠にハマりやすいのです。
海底の洞窟の難しさ
海底の洞窟は、フィールドの広さは最難関であるロンダルキアと同等あるものの、ループや落とし穴が無い分だけ多少はマシです。
しかし問題は、各所にある溶岩。
FC版ではこの溶岩を回避する手段はありません。
唯一無二の対処法は「遠回り」のみ。
よって実際の広さ以上に広いダンジョンだと錯覚します。
ヒントの少ないピンポイント攻略が多い
あまり詳しく書いてしまうと著しくネタバレしてしまうので、詳細は割愛しますが、基本的に親切な説明・案内はありません。
現在数多あるRPGは非常に親切ですよね。
しかし、まだまだRPGとしてはひよっこ同然だった当時のドラクエに、そんな懇切丁寧な説明や案内があるハズもなく。
時にはノーヒントから閃かなければ行けないものもあります。
攻略本が無ければまさに詰みといっても良いです。
振って湧いたように「ここにこれがある」とか「このアイテムがあれば、ここが開く」とかがあります。
これらを踏まえて、ドラクエⅡはシリーズ最高難易度だと個人的には思うのです。
初めて「仲間」「集団で襲ってくるモンスター」のシステムが搭載!ドラクエⅡならではの特徴①
つらつらと難易度に語ってしまいましたが、次はドラゴンクエストⅡならではの特徴を挙げていってみましょう。
ます、ドラクエⅠと比較して一番の変化が、この「仲間システム」と「集団で襲ってくるモンスター」でしょう。
ドラクエⅠの頃は、1対1のガチンコバトルでしたが、ドラクエⅡでは味方は最大3人で攻撃します。
モンスター側ももちろん複数登場し、多い時は8匹同時に出てきたりもします。
この変化が、バトルにおける戦略性を大きく広げた要因の一つでもあります。
また、この3人のキャラクターたちもそれぞれに装備出来る物が違ったり、覚える呪文が違ったりします。
秀でているものがバラバラなので「いかにしてバトルを終わらせるか」が焦点となります。
圧倒的に呪文が増え、戦術の幅が広がった!!ドラクエⅡならではの特徴②
ドラゴンクエストⅠでは、10種類の呪文しか存在しませんでしたが、ドラゴンクエストⅡになって、26種類の呪文となりました。
呪文が増えるとどうなるのかといえば、戦術の幅が広がる事が挙げられます。
モンスターも複数出て来るようになり、攻撃呪文一つをとっても効果が単体だったり複数だったりと違います。
また、1人の時と違って、仲間が倒れてしまうコトもあるので、仲間を復活させる呪文があったりします。
大分今現在のドラクエに近い形の物が出来上がった感じです。
一番有名な「復活の呪文」はドラクエⅡのバージョン!ドラクエⅡならではの特徴③
ゲームの途中から始めるコトの出来る、FC版限定の「復活の呪文」。
旧来のプレイヤー間で有名な復活の呪文をご紹介します。
ゆうて いみや おうきむ
こうほ りいゆ うじとり
やまあ きらぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ
これを使うと、ローレシアの王子1人の状態でローレシアから始まります。
ストーリーを最初から始められる上に、何故か紋章3つとLvが48になってます。
ローレシアの王子の名前は「もょもと」。
ドラクエ好きであれば「トンヌラ」と同様に有名な名前ですね。
まとめ
「難しさと楽しさ」の両面から個人的に見ても、「ドラゴンクエストⅡ」は本当に良いソフトだと思っています。
今現在プレイする場合ですと、そこかしこで攻略情報が載っていたりするので、もちろん難易度は低くなります。
ただ、何にも頼らずにクリアした時の感動はひとしお。
もし「ドラゴンクエストⅡ」をプレイする機会がありましたら、一度は攻略などを一切見ないでプレイしてみるのも一興かもしれません。
松田直之
音ゲーや格闘ゲーム、アクションゲームなどを嗜んでおります。
生活の一部に組み込まれているものとして、提督業(艦隊これくしょん)も営んでおります。
基本的にはゲームのアレコレを発信してます。
宜しくお願いします。
【ゼスト木更津店】
店舗住所:千葉県木更津市請西2-2-1
電話番号:0438-30-7771
営業時間:12:00~26:00
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