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歴代ドラゴンクエストの特徴と魅力を紹介!①「ドラゴンクエストⅠ」

どーも、松田です。

2017年7月29日、ドラゴンクエストⅪが発売です。
オンライン(ドラゴンクエストⅩ)を除けば、実に8年振りの新作ですね。
原点回帰と言われているドラゴンクエストⅪ。その原点を少し振り返ってみませんか?

という事で、第一回目の今回は全ての原点、ドラゴンクエストⅠを紹介しようと思います。

 

目次

  • 「ドラゴンクエストⅠ」の概要
  • 初代ドラクエの一番の魅力は努力の結晶
  • 特徴①:主人公は常に正面を向いている
  • 特徴②:バトルにおいて、攻撃の順番が固定されている
  • 特徴③:ダンジョンの中は真っ暗
  • 特徴④:1対1のガチンコバトル
  • 補足:ナンバリング通りではない!ドラクエⅠも含まれる、シリーズ三部作「勇者ロトの伝説シリーズ」のプレイ順
  • まとめ

 

「ドラゴンクエストⅠ」の概要

1986年5月27日(火曜日)発売、全てのドラゴンクエストに於ける原点です。
ファミコン版では150万本を売上、リメイク版としてはゲームボーイ・Wii・スーパーファミコンなどで発売されています。

ちなみにドラゴンクエストのリメイク版は、ファミコン版と比較すると、難易度がかなり下がっています。
具体的には、ステータスが有利になっていたり、ダンジョン自体が狭く短くなっていたりします。

日本にRPGというジャンルを確立させた立役者とも言える作品。
本数こそ150万本と少ないように感じますが、ファミコンソフト歴代販売本数では21位と上位にあります。
RPG界の双璧、ファイナルファンタジーのファミコン版最新作がファイナルファンタジーⅢですが、そのファイナルファンタジーⅢでさえ140万本・歴代24位ですから、ドラゴンクエストの凄さがよく分かると思います。

 

初代ドラクエの一番の魅力は「努力の結晶」

なんといっても、その時代における技術の限界をアイデアで回避する、「涙ぐましい努力の結晶」が一番の魅力です。

後述しますが、僅か512kbitの中で作られた為、容量の関係で随所に「何故?」があります。
今となってはその「何故?」が逆に新鮮に感じますね。

後述の「カニ歩き」もそうですが、意外とプレイヤー側では分からないところでの努力として「登録されているカタカナは20文字しかない」というのも面白いです。
容量が足りない為に、カタカナの50音全てを入れる事が出来ないという、今では考えられない仕様になっていました。
プレイしながらカタカナの数を数えてみれば、別の意味で楽しむ事ができます。

そういう訳なので、現代のRPGと比較すれば確かに微妙な感じは否めませんが、当時としてはRPGという面で革新的な部分が多いので、昔を懐かしむには最適と言えるゲームです。

 

特徴①:主人公は常に正面を向いている

「主人公は常に正面を向いている」なんて、今のどんなゲームでもまずありえない動きですよね。
プレイヤーからは「カニ歩き」と称され、笑いの種ともなりました。

話す際には東西南北のコマンドが出てきて、どの方向へ話しかけるのかを決定する必要があります。

裏話をすると、これは当時のファミコンカセットの容量問題のせい。
当時の技術力では、ROM容量を増やせなかった事が要因です。
「キャラクターの向きを変える」という行為は、アニメーションの枚数を増やす=ROM容量を食ってしまう行為なので、泣く泣く諦めるしかなかったんですね。

 

特徴②:バトルにおいて、攻撃の順番が固定されている

ドラゴンクエストⅡ以降のバトルでは、「すばやさ」が行動順を決める目安となっていますが、ドラゴンクエストⅠでは「先に主人公が行動する」事で固定されています。

もちろん「不意打ち」をもらった場合は、問答無用で相手が攻撃してきます。
しかしそれ以外の戦闘場面では、必ず主人公から攻撃するというシステム。
とても分かりやすいです。

 

特徴③:ダンジョンの中は真っ暗

昨今では当たり前とも言える「ダンジョンが明るい」「洞窟内でも周囲が見える」という状況。

ドラゴンクエストⅠだけはシリーズの中で唯一「真っ暗」です。
一寸先も見えません。

アイテムの「たいまつ」や魔法の「レミーラ」を使う事で、自分を中心に一定の範囲だけ見えるようになります。
何もしなければ、周囲を1マスたりとも見ることが出来ない、そんな暗闇の中で探索をしなければならないのです。

 

特徴④:1対1のガチンコバトル

ドラゴンクエストⅠは、純粋な1対1のみのバトルだけで形成されています。
仲間もおらず、モンスターも必ず1匹のみという構図です。

上述した通り、攻撃順も決まっている為、初心者にとっては非常に分かりやすいバトルです。

 

補足:ナンバリング通りではない!ドラクエⅠも含まれる、シリーズ三部作「勇者ロトの伝説シリーズ」のプレイ順

後に言われる事となりますが、ドラゴンクエストⅠのストーリーは「勇者ロトの伝説」として成り立っています。

Ⅰ~Ⅲまでが「勇者ロトの伝説シリーズ」として作られていますが、実は順番はナンバリング通りではありません。
「勇者ロトの伝説シリーズ」のストーリー順は、「Ⅲ→Ⅰ→Ⅱ」となります。

ドラゴンクエストⅢ以降も既にやった事がある人ならば知っているお話ですが、Ⅰの内容はⅢのその後のお話です。
Ⅰ・Ⅱと作られて、最終的にはⅠの始まり、ロトの伝説の謎を明らかにするのがⅢとなっています。

正直なところ、ストーリー部分はゲームだけで理解する事はかなり難しいです。
実際には、小説版を読んで初めてストーリーが完結する、といっても過言ではありません。
より深くドラゴンクエストの世界に入り込みたいのであれば、小説を読んでからプレイすると良いと思います。

 

まとめ

現代のRPGの始祖といっても過言ではない程、RPG業界に多大な影響を与えたシリーズの第一作目。
今の40代にとっては、非常に印象深い作品なのではないでしょうか。

RPG初心者向けをコンセプトとしている作品の為、むしろ今の若者にこそやってもらいたい作品なのかもしれません。
ぜひ一度遊んでみて、面白さを体感してみてください。

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松田直之

松田直之

ゲーム・アニメ・コミック・DVD・アダルト買取査定のプロ株式会社エイムアントレー
ゼスト木更津店・店長の松田です。
音ゲーや格闘ゲーム、アクションゲームなどを嗜んでおります。
生活の一部に組み込まれているものとして、提督業(艦隊これくしょん)も営んでおります。
基本的にはゲームのアレコレを発信してます。
宜しくお願いします。
【ゼスト木更津店】
店舗住所:千葉県木更津市請西2-2-1
電話番号:0438-30-7771
営業時間:12:00~26:00
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