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New3DS専用ソフトを遊べる本体は?3DS本体のそれぞれの違いを知ろう

ゼスト木更津店 ゲーム担当伊藤です。

9月28日に発売となった「ファイアーエムブレム無双」。
ようやくゼノブレイドに続くNew3DS専用のパッケージ版ソフトが発売となったわけですが、ファイアーエムブレム無双を買いに来るお客様の中には「New3DS専用」がどういう事なのか、イマイチわかっていらっしゃらない方もいました。
確かに「New【3DS】」って一応3DSの名前が付いているので、どの本体でも遊べるのかな?と勘違いしてしまいそうですよね・・・。
しかし、New3DSは、3DSの上位機種に当たりますので、機能面でもソフト面でも違うものなのです。
ややこしいモンです。

さらに、「3DSとNew3DSって何が違うの?」という声もあった為、本日はこの辺をまるっと解決しちゃいましょう!
今回は、「3DSとNew3DSの違い」や「New3DS専用ソフト」についてお話してみようと思います。

 

目次

  • New3DS専用のソフトとは?→その名の通りNew3DSとNew2DSでしか遊べないソフトです!
  • 歴代順まとめ!DS~New3DSまで、本体それぞれの違い
  • まとめ

 

New3DS専用のソフトとは?→その名の通りNew3DSとNew2DSでしか遊べないソフトです!

見た目はほとんど同じゲームソフト。
しかし、ソフトのパッケージには「New3DS専用」の文字。
この文字があったら、読んで字の如く「New3DS専用」と書かれているソフトはNew3DSとNew2DS本体でしか遊べません。
「New」と付いた本体のみという事です。

今回のファイアーエムブレム無双にしても、「New3DS専用」と書いてあっても、パッケージなんてしっかり見ないですよね?
自分もこの仕事をしていなかったら、見ないで買っていたかもしれません・・・。

最初に書いたように、今回発売となった「ファイアーエムブレム無双」がNew3DS専用タイトルの2作品目になり、最初に発売された「ゼノブレイド」は2015年4月に発売されたソフトです。
ゼノブレイドが発売されて以降、New3DS専用ダウンロード版ソフトはいくつか発売されていますが、パッケージ版ソフトは全く発売されず、「ゼノブレイドしか出ないんじゃないか?」なんて噂もあったものです。

New3DS専用は、発売作品数が非常に少ないので見落としてしまいがちですが、買った後で「しまった!」とならないよう、よくよくチェックが必要となります。

 

歴代順まとめ!DS~New3DSまで、本体それぞれの違い

では、そのゲームをプレイする為に使うDS本体の違いを見ていってみましょう。

まず、DSシリーズは以下のように分類されます。

  • ニンテンドーDS
  • ニンテンドーDS Lite
  • ニンテンドーDSi(ニンテンドーDSiLL)
  • ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSLL)
  • Newニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSLL)
  • ニンテンドー2DS
  • NEWニンテンドー2DSLL

また、これらの機種ごとに対応しているソフトを一覧にまとめてみました。

さて、それではこの一覧表を元に、それぞれの違いについてお話していきます。

 

ニンテンドーDS(2004年12月2日発売)

1番最初に発売されたモデルで、DSシリーズの元祖。
本体が約3センチと分厚く、重さも約280g(りんご1個分くらい)と重く長時間プレイには向いていませんでした。

ただし!
DS用のソフトの他に「ゲームボーイアドバンス用ソフト」が遊ぶことが出来る、ということが大きいです。

ゲームボーイアドバンス本体・ゲームボーイアドバンスSP本体共に、未だ高額で取引されています。
今ゲームボーイアドバンス用ソフトを遊びたいというのならば、このニンテンドーDS、または次に紹介しますDS Liteの購入を検討されるのがいいかと思います。

 

ニンテンドーDS Lite(2006年3月2日発売)

先ほどの初代DSからの変更点としては、この2点。

  • 本体が小型軽量化された。厚み約2cm、重さ約220gと大幅に小型化。
  • 液晶の変更

ニンテンドーDSから機能の変更は無く、そのままの性能で軽量化されました。

 

ニンテンドーDSi(2008年11月1日発売) / ニンテンドーDSiLL(2009年11月21日発売)

先ほどのDS Liteから、さらに変更が加わりました。

  • ゲームボーイアドバンス用スロットの廃止
  • 画面サイズの変更。DSiで3.25インチ。DSiLLで4.2インチの液晶を搭載。
  • SDメモリカードスロット搭載
  • カメラ搭載

今では携帯電話・スマホには無くてはならないものとなってしまった「カメラ」がこのDSiから搭載されました。
その他、従来のDSより音質・音量の向上、SDカードスロット搭載となった為、音楽などを持ち歩いて聞く事も可能になりました。

 

ニンテンドー3DS(2011年2月26日発売) / ニンテンドー3DS LL(2012年7月28日発売)

DSiからすると、もはや新機種では?というくらい、変更されております。

  • アナログパッド(スライドパッド)を搭載
  • 画面サイズの変更。3DSで3.53インチ、3DSLLで4.88インチに。
  • 液晶が「視差バリア式ワイド3D液晶ディスプレイ」(簡単に言えば画面を立体に見えるようにする)を採用
  • SD(SDHC)メモリーカードスロット搭載。3DSはSDカード、3DSLLはSDHCメモリーカード

DSの後継機ながら、新しいゲームハードとして認識される程の人気となったニンテンドー3DS。
3D(立体映像)でのゲームプレイが可能になったり、本体自体の性能も大幅にアップして処理能力も上がりました。

 

new ニンテンドー 3DS(2014年10月11日発売) / new ニンテンドー 3DS LL(2014年10月11日発売)

ある意味衝撃的だった3DSが改良され、変更がかかります。

  • SDカードからmicroSDHCメモリーカードへ変更。これに伴いメモリーカードの交換が+ドライバーなどを使用しないとできなくなりました。
  • 3Dブレ防止機能
  • ボタンの追加
  • amiiboが使用可能になった
  • きせかえプレートなどのデコレーション要素が追加。

「New」となってメモリーカードが裏蓋の下に入っている仕様になった為、ひと目でメモリーカードが入っているかを確認する事ができなくなってしまいました。
また、ソフト差込口が変更となり、プレイヤー側についた為、そこをメモリーカード投入口と勘違いしたのか「メモリーカードが入ってない!」という声も聞くことがありました。

3DSで、「3D画面合わないな・・・」と思った方はNew3DSならばゲームをプレイしやすくなるかもしれない「3Dブレ防止機能」の追加。
自分は3D酔いをしてしまう人だったので、とても良い機能に感じました。

また、従来の3DSで「拡張スライドパッド」と呼ばれる物を使用してモンスターハンターをプレイしていた方は、このNew3DSでは拡張スライドパッドで追加された分のボタンがもともとついているので、余計なパーツを付けずに快適にプレイすることが可能となりました。

 

ニンテンドー2DS(2016年9月15日発売)

前々から囁かれていた「3D機能要らなくね?」を実現した、お手軽モデルとして発売されています。
New3DS・ニンテンドー3DSからの変更点はこちら。

  • 折りたたむことが出来ず、広げたままで運ぶ事しか出来なくなった
  • New3DSシリーズで追加されたボタンは無くなった
  • 3D使用が出来ない為、3Dブレ防止機能は無くなった
  • amiiboを使用する場合は別途リーダーが必要となります
  • New3DSソフトは使用出来ません
  • スリープモード(スイッチ)の追加
  • メモリーカードがmicroSDからSDカードになった
  • イヤホンを使わない場合、音声はモノラル出力

液晶の大きさはNew3DSが3.88型に対し、3.53型になった為、少し小さくなっていますが、なによりも折りたたむ事が出来ず持ち運びには適さないというのが難点です。
ボタン数の減少でゲームによってはやり辛くなる本体でもあるため、買う前にはちゃんと調べてから買う必要がありそうです。

ただ、この2DSには「ポケットモンスター同梱版」が出ており、赤・緑などそれぞれのソフトに応じたカラーがある為、愛着のある方には需要がありそうです。

 

Newニンテンドー2DS(2017年10月5日発売)

先述の2DSに、変更がかかって「New」に対応となります。

  • ほぼ、New3DSそのままに3D機能を撤廃したものになりました
  • メモリーカード&ゲームソフト挿入口にカバーが付いたため、誤ってソフトを取り出してしまう事故が起きづらくなった
  • 「New3DS専用ソフト」が遊べる

パッケージにNew3DS専用って書いておきながら2DSでも遊べるって説明が少ないような気もしますが・・・。
今までの機能はそのままに、3D機能なんていらない!って方には是非Newニンテンドー2DSを手に取ってもらいたいです。
本体もこれまでと違い、ちょっとおしゃれな感じになり、お値段はNew3DSLLに比べ4000円程お買い得に。
いい事尽くしですよね。

ただし、ゲームの演出上、3Dでないと迫力がなくなってしまうものもあるため、2DSを買う方はそれを理解した上でお願いします。

 

まとめ

色々と機種ごとの違いを書いてきましたが、これから3DS系のゲームをやろうと思ったら「Newニンテンドー2DS」がオススメかなと自分は思いました。

金額面でのお財布へのダメージにしても、機能にしても、Newニンテンドー3DSよりはNewニンテンドー2DSで十分と思えてしまいます。
また間違いやすい点として、「New3DS専用ソフトは」「New」が付いている本体ならば操作可能ということは覚えておきたい点です。

自分が所持している本体の見分け方がわからないというならば、下記写真のように赤い○がついている部分を確認してみてください。
ボタン・スティックがあるものはNewが付いている本体になります。そしてなによりもわかりやすいのが、裏面に書いてあります(笑)。

きちんと「機能・対応ソフト等のパフォーマンス面」と「金額の違い」を理解した上で損がなくいいゲーム生活を送れるように、購入の際には良く検討をしていただいた上で購入することをおすすめさせていただきます。

 

また、「このゲームソフトを出来る限り安く遊びたいんだけど」など、自分のニーズにあったものを探してもらいたいなんて場合には、店頭でお声掛けください。
本体にキズや画面にキズなどが入ってしまいお安くなっているものもあります。
遊ぶゲームが限られていたり、売るつもりもなく使い潰してしまう事を前提ならば保護フィルムなども貼らずプレイしても問題無いですし、こういった安い本体を買うのも候補の1つになるのではないでしょうか?

店頭でお声掛けいただければ、ご希望に沿う商品をお見せすることも出来ると思いますので、ご購入の前には是非ご相談ください。

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伊藤哲也

伊藤哲也

ゲーム&コミック担当株式会社エイムアントレー
ゼスト木更津店でゲーム&コミックを主に担当しています。
生まれも育ちも木更津の人間で、地元愛でいっぱいです。
10年近くのTHE IDOLM@STERの高槻やよいの担当Pとして活動してます。
ですが、今までイベントやライブのチケットは当たったことがありません泣。
ゲームはオンライン、家庭用、アーケードなんでもやり幅広いジャンルで遊んでいます。ゲームのオススメなど質問あれば、是非お気軽にお声掛けください。
【ゼスト木更津店】
店舗住所:千葉県木更津市請西2-2-1
電話番号:0438-30-7771
営業時間:12:00~26:00
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