先の読めない展開ばかりで常にハラハラ!「B.B」|一度は読んで貰いたいオススメコミック⑧
どーも、松田です。
この記事は・・・
- 見慣れた、聞き慣れたコミックはもうお腹いっぱい!
- どこかに面白いコミックはないかな?
そんな声に答えるべく、個人的ではありますが面白かったコミックを紹介していくシリーズです。
基本的には最近の物より、若干古いコミックを紹介していく方針です。
シリーズ8回目となる今回は、石渡治さんの「B.B」(Burning Blood)を紹介しようと思います。
- 「B.B」あらすじ
- 波乱万丈な主人公の人生に圧倒っ・・・!
- 仲間やライバルとの絆の深さが魅力的!
- 実はこの作品、後に連載された「LOVe」と繋がります
- まとめ
「B.B」あらすじ
主人公「高樹翎」(たかぎりょう)は何事にも冷めていた。
トランペット奏者として世界に通用する程の腕前がありながらも、イマイチ真剣に打ち込めないまま日々を過ごしていた。
そんな中、日頃の鬱憤晴らしも含め暴走族との乱闘に参加していた高樹が、生涯のライバルと言える「森山仁」と出会う。
森山に惨敗した高樹は、森山を倒すために喧嘩をふっかけるも、森山はボクシングの期待の星であり、周囲が邪魔をする為、喧嘩をする事が出来なかった。
「ならば同じ舞台で戦うまで」という事でボクシングを習う事となる。
全ての発端は森山との出会いとボクシングであり、その後森山と再戦するまでの、高樹の壮絶な人生模様を描いた作品です。
波乱万丈な主人公の人生に圧倒っ・・・!
普通の作品であれば、ライバルを倒す為にボクシングを始め、互いに切磋琢磨しながら最後に対決!となるでしょう。
しかしこの作品は大きく違います。
波乱万丈とはまさにこの事と言わんばかりに、高樹の周りの状況は二転三転する。
一体何度変われば気が済むのか、と言わんばかりです。
ありがちな王道パターンが少ないので、先の読めない展開ばかりで常にハラハラしてしまいます。
あまり語るとネタバレになってしまうので、簡単に高樹の状況をまとめてみますと・・・
- 横須賀No.1のトランペット奏者
- 喧嘩自慢
- ボクサー
- 爆弾
- 罪人
- 密入国
- 傭兵(米国特殊部隊)
- 米国屈指の金持ちの養子
- 綱渡りの命
- 新規ボクシング協会
もうナンノコッチャという感じです。
ですが、箇条書きのあらすじとしては、大体これで合ってるかと思います。
仲間やライバルとの絆の深さが魅力的!
ライバルとなった森山との絆は、この漫画にとっては最も重要です。
出会った当初はフルボッコにされ、復讐にも似た形で戦いを挑んでいたハズですが、互いの人柄、強さなどを尊重し合いながら、両者が敵と見なしながらも、深い絆が結ばれていく様は魅力的です。
森山以外でも、波乱の人生の中で共に過ごした仲間たちとの絆も非常に感動します。
この辺りは少年漫画の王道とも言えるテーマーではないでしょうか。
流石に血生臭いストーリーだけでは、いくら昔の作品といえども長期連載は厳しいかと思います。
実はこの作品、後に連載された「LOVe」と繋がります
高樹翎と小雪の間に生まれた子供、「高樹愛」。
B.Bの中では最後の方で小学生としてチラっと登場してます。
この高樹愛が、B.B連載終了の2年後の作品「LOVe」の主人公として出てきます。
スペックが非常に高いのも、B.Bの高樹翎がどういう人なのかを知っていれば、頷けます。
LOVe単体でも面白いですが、B.Bを読んだ後にLOVeを読むと「なるほど」と思うシーンがいくつかあって面白いです。
まとめ
80年代らしい、荒っぽいストーリーが特徴のB.B。
今のアラフォー世代にとっては、懐かしくも面白い作品だと思います。
読む機会があったら、是非一度は手にとってみて欲しいです。
松田直之
音ゲーや格闘ゲーム、アクションゲームなどを嗜んでおります。
生活の一部に組み込まれているものとして、提督業(艦隊これくしょん)も営んでおります。
基本的にはゲームのアレコレを発信してます。
宜しくお願いします。
【ゼスト木更津店】
店舗住所:千葉県木更津市請西2-2-1
電話番号:0438-30-7771
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