週刊少年ジャンプ黄金期(1989~1996)の代表作品一覧
どーも、松田です。
1990年代、私が子供のころは、毎週月曜日のズームイン朝で「週刊少年ジャンプの発売を知らせるCM」が流れていました。
当時はそうとは感じてませんでしたが、今振り返ると、ジャンプの人気ぶりは異様なまでであった・・・と感じています。
ジャンプを読んでいないフトドキ者はつまはじきに遭う程wでした。
その異様なジャンプ人気は、「ジャンプ黄金期」と呼ばれ、発行部数は毎年のように600万部超え。
人気絶頂だったジャンプ黄金期(1989年~1996年まで)の要因は、その掲載作品だと思います。
そんな訳で!
黄金期より前から連載が始まっており、長きに渡り黄金期を支えた作品たちと、それぞれの年代で連載スタートし、1年以上掲載されていた代表作品を一挙紹介したいと思います。
果たしてどれだけの作品が心に残っているでしょうか?
- 週刊少年ジャンプ「黄金期」の定義について
- 連載期間は40年!別格作品「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
- 世界でダントツ人気のマンモス作品「ドラゴンボール」
- 黄金期より前から連載しており、黄金期を支えた作品達
- 1989年~1992年に連載開始した代表作品
- 1993年~1996年に連載開始した代表作品
- 年表グラフから見る、黄金期に於ける人気の秘密
- まとめ
週刊少年ジャンプ「黄金期」の定義について
人によって諸説あると思いますが、この記事では黄金期の期間は「1989年~1996年」として考えています。
「年間発行部数500万部以上の時期」を一つの基準にしていますので、人によってはもう少し前も含める場合があります。
1980年で300万部、1985年で400万部と増やしている為、黄金期をどこで線引きするかは難しいところではありますね。
連載期間は40年!別格作品「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
連載期間は1976年~2016年の40年間という長寿漫画。
それが「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(通称「こち亀」)です。
総巻数は200巻を誇り、コミックスの累計発行部数は1億5,650万部、少年誌ではギネス記録を持つ作品です。
作品の入れ替わりが激しい週刊少年ジャンプにおいて、一度たりとも打ち切りの話は上がらず、更には40年の間一度も休載が無かったという伝説を持っています。
黄金期も低迷期も関係なく、安定した面白さを提供し続けた、まさにジャンプの顔でした。
世界でダントツ人気のマンモス作品「ドラゴンボール」
総巻数42巻(完全版34巻)で、もはや説明不要なレベルで今も人気の作品。
それが「ドラゴンボール」です!
日本のみならず、世界的にも非常に人気が高く、連載が終了した今でも新しくアニメが放映される程に人気を維持し続けています。
実は世界的に見ると「こち亀」よりも人気が高く、ジャンプ発行部数を大きく牽引していた作品とも言えますね。
完全版込みでの総発行部数が1億6,000万部で、「こち亀」を超える部数を発行している事になります。
総巻数は完全版を含めて76巻、連載期間は1984年~1995年の11年。
「こち亀」よりも連載期間で1/4程度、巻数でも約4割程度と少ないにも関わらず、発行部数を上回っています。
このことからも、「人気」という意味ではドラゴンボールは「こち亀」の上をいくと見ても差し支えないですね。
黄金期より前から連載しており、黄金期を支えた作品達
その他、別格となる「こち亀」「ドラゴンボール」以外で、黄金期を含めて長く連載されていた作品をリスト化してみました。
以下、黄金期より前から連載されており、黄金期を支えた作品たちになります。
- 魁!!男塾(1985年~1991年)
- シティーハンター(1985年~1991年)
- 聖闘士星矢(1986年~1990年)
- 県立海空高校野球部員山下たろーくん(1986年~1990年)
- ジョジョの奇妙な冒険(1987年~1999年)※後にストーンオーシャンとして継続
- 燃える!お兄さん(1987年~1991年)
- THE MOMOTAROH(1987年~1989年)
- BASTARD!!-暗黒の破壊神-(1988年~現在)
- ジャングルの王者ターちゃん(1988年~1995年)※新ジャングルの王者ターちゃん含
- ろくでなしBLUES(1988年~1997年)
- まじかる☆タルるートくん(1988年~1992年)
黄金期をまたぎ、1年以上継続した作品なだけに、聞いたことのあるものは多いと思います。
1989年~1992年に連載開始した代表作品
黄金期より連載が始まり、2年以上連載されていた人気作品を紹介します。
※各作品でリンクのあるものは、オススメコミックとして記事にしたものになります。
- DRAGON QUEST-ダイの大冒険-(1989年~1996年)
- 電影少女(1989年~1992年)
- 花の慶次-雲のかなたに-(1990年~1993年)
- SLAM DUNK(1990年~1996年)
- 幽☆遊☆白書(1990年~1994年)
- ペナントレース やまだたいちの奇蹟(1991年~1994年)
- アウターゾーン(1991年~1994年)
- ボンボン坂高校演劇部(1992年~1995年)
- BØY(1992年~1999年)
黄金期の名に恥じない、非常に有名な作品が名を連ねていますね。
特に「SLAM DUNK」は、発行部数1億2,000万部で、ジャンプ誌上5位の記録を持っています。
1993年~1996年に連載開始した代表作品
続いては1993年から連載開始し、2年以上連載されていた人気作品を紹介します。
- NINKU-忍空-(1993年~1995年)
- とっても!ラッキーマン(1993年~1997年)
- 地獄先生ぬ~べ~(1993年~1999年)
- 王様はロバ~はったり帝国の逆襲~(1994年~1996年)
- キャプテン翼 ワールドユース編(1994年~1997年)
- るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-(1994年~1999年)
- みどりのマキバオー(1994年~1998年)
- 陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!(1995年~1998年)
- WILD HALF(1996年~1998年)
- 封神演義(1996年~2000年)
- 遊☆戯☆王(1996年~2004年)
これもまた、大体の作品は聞いたことある人が多いのではないでしょうか。
「るろうに剣心」はアニメ・実写を経て、2017年に新連載が開始するという根強い人気作です。
年表グラフから見る、黄金期に於ける人気の秘密
さて、黄金期前から黄金期にかけて、人気作品をまとめてみましたが、イマイチピンと来ない人も多いと思います。
何せジャンプ誌上歴代1位、発行部数3億超えのモンスタータイトル「ONE PIECE」の連載開始は1997年ですからね。
そんなタイトルが出たというのに、何故ジャンプ自体の発行部数が落ちたのか、気になる人もいるハズです。
ですので、分かりやすくする為に年表グラフを作成してみましたので、見てみてください。
※「BASTARD!!-暗黒の破壊神-」は休載や別紙への移動が多い為除外しました。
このグラフから分かる事としては、以下の事が挙げられます。
- 黄金期中は長期連載のタイトルが常に多い
- ドラゴンボール・SLAM DUNKという発行部数1億超えのビッグタイトルが相次いで完結
- 発行部数5,000万部を誇るダイの大冒険も1996年に完結
比較的長期に渡り人気のある作品が集中しており、雑誌にお金を払う価値のあった時代、という感じでしょうか。
1997年以降も長期連載タイトルがあるにはありますが、相対的に見ると単行本の発行部数では黄金期のタイトルに比べて少ないです。
ジャンプ歴代発行部数で上位に入っている「ONE PIECE」「HUNTER×HUNTER」「NARUTO」がそれぞれ1997年・1998年・1999年から連載開始をしていますが、そのどれもが連載開始当初は今ほどの知名度に至らず、ジャンプを牽引出来ませんでした。
ともすれば、この3タイトルにしても、黄金期の作品達と正面からぶつかっていたら、序盤で人気が確保出来なかった作品と仮定すると、打ち切りになっていた可能性も否定出来ません。
まとめ
黄金期近辺の作品を並べてみると、その名の通りの大物作品がゴロゴロしてますね。
皆さんは何タイトルくらい分かりましたか?
私は全部分かってしまいます・・・おっさんですね(´・ω・`)
知らないタイトルがあったとしたら、これを機に読んでみても良いのかもしれません。
買うには古すぎるので、漫画喫茶などで読んでみるのをオススメしますよ(`・ω・´)
松田直之
音ゲーや格闘ゲーム、アクションゲームなどを嗜んでおります。
生活の一部に組み込まれているものとして、提督業(艦隊これくしょん)も営んでおります。
基本的にはゲームのアレコレを発信してます。
宜しくお願いします。
【ゼスト木更津店】
店舗住所:千葉県木更津市請西2-2-1
電話番号:0438-30-7771
営業時間:12:00~26:00
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