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クレイジーなラブコメギャグ漫画「ボンボン坂高校演劇部」|一度は読んで貰いたいオススメコミック③

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ドーモ、松田=デス

ウン十年生きてきた中で、割りと多くのコミックを読破してきたワタクシが、その中から特に面白かったコミックをメジャーマイナー問わず紹介するコーナーです!
知ってる人はまた見たくなる、知らない人には是非読んで貰いたい作品はこれ!
ボンボン坂高校演劇部」!!!

1992年34号~1995年30号まで連載のコミックです。
昨今ではスマホからも読めたりするので、もし良ければ本選びの参考にしてみては如何でしょうか?

 

目次

  • あらすじと概要
  • 主人公が誰なのか分からないくらいに濃いキャラクター個性
  • ジャンプ黄金期の一角
  • まとめ

 

あらすじと概要

入学式の日に日比野真琴に一目惚れした順菜正太郎。高校を舞台にした恋愛漫画かと思いきや・・・
ところがどっこい、クレイジーなギャグ漫画でした。
正太郎がある日真琴にアタックする為に後を追っていたら、演劇部の部室に入る真琴の姿を確認。
さぁ、早速アタックだと思いきや、実はその真琴は「徳大寺ヒロミ」が変装していた真琴だったのだ!

最初からぶっ飛んだ内容で始まるこの漫画。
その変装した真琴にアタックをした結果、徳大寺ヒロミに気に入られてしまう正太郎。
ここまでは無くもない展開だが、実はこの徳大寺ヒロミは「男好きの男」であり、行動がクレイジーな生き物である。

ラブコメらしく、真琴と正太郎の恋愛模様を描くかと思いきや、基本的なカラミはヒロミと正太郎。
真琴は絡むものの、ヒロミを通して巻き起こる日常の中のドタバタがメイン。

合間でどんどん追加されるサブキャラクターも濃く、恋愛要素の進展などほぼ皆無なままギャグ要素で突っ切っていくスタイル。
メインの目的である真琴との恋愛は終盤までほぼない完全なギャグ漫画。

最終的にどうまとまるのかというと・・・それは読んでからのお楽しみということで。

 

主人公が誰なのか分からないくらいに濃いキャラクター個性

以前紹介したツルモク独身寮でもそうでしたが、こちらもまた濃ゆ~いキャラクラー達が勢揃いです。

 

徳大寺ヒロミ

彼(彼女?)無くしてボンボン坂高校演劇部を語る事は出来ない全ての発端。
あらゆる面でクレイジーな存在。
正太郎を手籠めにしようとアレコレ企み、その結果として様々なドタバタを生み出す。

パっと見は2等身で謎の生命体だが、性別は「男」。

大女優の息子であり本来は美形なのだが、母による猛特訓のせいで今の形に。
その分大女優の子息に恥じない演技力を誇るが、活かされる方向が明々後日である。

 

日比野真琴

正太郎が一目惚れした女生徒。演劇部所属の先輩。
メインヒロインなのかと思いきやその行動は中々に強烈。
男性が苦手なのだが、触れられただけでコークスクリューが出る。

中盤あたりからはそのコークスクリューでヒロミが宇宙へと飛ばされるシーンもあるくらいに威力が増していたりする。
ヒロイン筋もネタキャラの1人になってしまう怖い漫画。

 

観月リサ

当時を知る人なら一発で分かるキャラクター。
モデルは観月ありさ(モロまんまな感じのキャラクターデザイン)
ただし、初登場では立派な体躯をしており、正太郎に恋した事から食事も喉を通らなくなりスリムな体型へ。

一家全員が巨体であり、家の床は鉄板を敷かないと抜けてしまうという恐ろしい遺伝子を持つ。

飼猫のタクヤも巨体なことから、遺伝子だけでは計り知れない何かがこの一家にはあるのではないか。

 

ナルシス・ナニーニ

自分をこよなく愛するナルシスト。
相手の瞳を見つめ続けてきたと思いきや、瞳の中の自分を見ているという変態。

美的センスが壊滅的であり、常人とはほぼ正反対な感性を持っている為行動が兎に角変態的におかしい。
割りと序盤から登場し、以後レギュラーの一角としてちょいちょい絡んでくる。

 

春日春

成績優秀・頭脳明晰、真琴を狙うライバル的存在。
それだけなら普通のキャラだが、本人は兎に角異常なまでに潔癖症であり、不潔な物・生き物を嫌う。

時には宇宙服を着てまで表現される潔癖ぶりには恐れ入る。

 

撫出肩苦重重流(なでがた くええる)

れっきとした日本人であり演劇部の顧問。
影が非常に薄く、一見人畜無害なように見えるがとんだ食わせ物である。

IQ195の頭脳を持ち、その頭脳から生み出される数々の発明品を、演劇部員で実験台として試す。
大抵の発明品が失敗に終わり、すんなりと実験が済んだ試しはない。

 

主要なメンバーは主にこれくらいだが、ところどころで出てくるサブキャラクターも基本的に何かしらクレイジーな面を持つ。

 

ジャンプ黄金期の一角

最盛期では653万部を叩き出し、ギネスにも登録されたジャンプ。
1991年から1996年くらいまでがジャンプ黄金期と思われます。

その黄金期まっ只中に連載されていたのが、このボンボン坂高校演劇部である。
まさに看板作品!(嘘です

週刊少年ジャンプの性質上、当時は人気が無くなる程に掲載場所がどんどん巻末へと持っていかれ、ある程度巻末の時期が続くとサクっと打ち切りとなってしまうのが風潮であったが、このボンボン坂高校演劇部は常に真ん中から下辺りをウロウロとしており、打ち切りにならず終了できたので当時の黄金期としては上々な成績だったのではないか。

ちなみに同時期に連載していた主要タイトルとしては・・・

  • ドラゴンボール
  • スラムダンク
  • ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-
  • 幽☆遊☆白書
  • るろうに剣心
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • BØY-ボーイ-
  • 地獄先生ぬ~べ~

と、そうそうたるメンバーが勢揃いである。

この中で戦えていたボンボン坂高校演劇部は、十分な面白さを持っていたのは間違いないとワタクシは思う次第であります。

 

まとめ

電車の中でヒマだ、出先でちょっと時間が空いたなって時に思い出していただき、スマホでサクっと読んで見てもらえればと思います。

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松田直之

松田直之

ゲーム・アニメ・コミック・DVD・アダルト買取査定のプロ株式会社エイムアントレー
ゼスト木更津店・店長の松田です。
音ゲーや格闘ゲーム、アクションゲームなどを嗜んでおります。
生活の一部に組み込まれているものとして、提督業(艦隊これくしょん)も営んでおります。
基本的にはゲームのアレコレを発信してます。
宜しくお願いします。
【ゼスト木更津店】
店舗住所:千葉県木更津市請西2-2-1
電話番号:0438-30-7771
営業時間:12:00~26:00
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