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独特な戦闘システムが魅力の戦ヴァルシリーズ4と外伝を解説してみた!戦場のヴァルキュリア各作品紹介:後編

どうも皆様、黒猫です。
前々回「戦場のヴァルキュリアシリーズって何?」、前回「戦場のヴァルキュリア各作品紹介:前編」とご紹介させていただいた戦場のヴァルキュリアシリーズ。
今回は各作品紹介:後編という事で、シリーズ最新作の4に加えて別シリーズに当たる「蒼き革命のヴァルキュリア」と、スマホアプリとしてリリースされた「戦場のヴァルキュリアDUEL」についてお話させていただきたいと思います!

 

目次

  • 7年ぶりのシリーズ最新作!「戦場のヴァルキュリア4」
  • 番外編①:ヴァルキュリアの新シリーズ!「蒼き革命のヴァルキュリア」
  • 番外編②:実はスマホアプリがあった!「戦場のヴァルキュリアDUEL」
  • まとめ

 

7年ぶりのシリーズ最新作!「戦場のヴァルキュリア4」

後編は最新作に当たる4からご紹介!

戦場のヴァルキュリア4は初代をベースに新システムを追加したような感じですね。
ストーリーは3のように初代と同じ時系列の別視点となっていますが、自国を守っていた初代や3とは違い、敵国に乗り込んで戦っています。
義勇軍・士官学生・懲罰部隊ときて、4の主人公達はレンジャー部隊。
また主人公は各シリーズの主人公の中で一番階級が高かったりします。

兵科も初代と同様に偵察・突撃・対戦車・支援・狙撃があり、ここに4からの新兵科「擲弾兵」が加わった6兵科を使う事が出来ます。

 

擲弾兵

擲弾兵は擲弾砲を地面に置く事で使う事ができ、弾が大きく放物線を描いて飛んでいきます。
どれくらい大きく飛ぶかというと、なんと低めの建物なら軽く飛び越えてしまう程で、発見済みの敵であればたとえ直接見えなくてもロックオンして狙い撃つ事が可能です。
装備も対人用と対戦車用があり、迎撃も可能。
更に迎撃には足止めの妨害効果(歩兵なら速度低下、戦車はその場でAPがなくなる)が付いているので味方なら心強く、敵にいると非常に厄介な存在となります。

反面防御は低く、APも少なめ。
更に擲弾砲を地面に置いている間は土嚢にしゃがんだ状態や匍匐は解除されてしまい、かといってしゃがみor匍匐状態になったりすると迎撃が出来なくなってしまうという弱点もあります。
味方擲弾兵を使う時はここに注意した方がいいですね。

逆に敵にいる場合は倒す事が出来なくても戦車で轢いたり(シリーズ共通でダメージはありません!)、爆発系の攻撃で吹き飛ばす事で砲撃可能状態を解除する事が出来るので、覚えておくと役に立つと思います。
まあ防御は低いので、手榴弾とか投げた場合は高確率で倒せてしまうんですけどね・・・。
ただし敵が再行動してしまうと再び砲撃可能状態になってしまうのでご注意を。

ちなみにヴァルキュリア4はこの擲弾兵を推したかったのか、ステージや敵の配置などが「さあ!擲弾兵を使ってくれ!」と言わんばかりのものが多い為、擲弾兵は優先的に育ててもいいかもしれないです。
上の画像にいるメインキャラでヒロインのレイリィが擲弾兵なので尚更ですね。

 

新システム:ブレイブ

4からは戦闘に新システムの「ブレイブ」が追加されています。

ブレイブとは、味方キャラのHPが0になった時に、最後の力を振り絞って状況に合わせた行動が出来るというものです。
効果の種類は自分の操作時は「立ち上がる」と「託す」、敵の行動時に発生した場合は立ち上がるの代わりに「反撃」というコマンドが出ます。
それぞれ、

  • 立ち上がる:攻撃を行うかそのまま行動終了するまで動く事が出来る。攻撃以外の行動は全て行えない。
    立ち上がるの効果中は無敵状態なので攻撃するもよし、移動して敵の向きを変えたり味方に救助してもらいやすい場所まで移動するという使い方も出来る。
    ただし攻撃を行った場合は攻撃後にその場で行動終了してしまうので、助けに行きたい時は注意。
  • 反撃:HPが残っている時に行う反撃と同じ。それ以外の行動は出来ない。
  • 託す:最も近い場所にいる味方のステータスを上げてCPを1回復させる。
    対象は一番近くにいる味方なので、位置取り次第で託すの効果を与えるユニットをある程度は選べる。

という効果になります。
ブレイブの発動条件は「撃破された時に確率で発動」なので、狙って発動させる事は出来ません。
ブレイブ発動はトロフィーの条件にもなっているので、トロフィーを狙う方は支援兵×2を用意し、敵の迎撃や地雷を利用して、発動するまでひたすら瀕死→回復→瀕死→回復を地道に続けるといいかもしれないです。

ちなみにブレイブにはコマンドの受付時間があり、モタモタしていると強制的に「託す」になってしまうので選ぶ時はサッと選んでしまいましょう。
個人的には悩んだら立ち上がる(反撃)でいいと思います。

 

直接指揮

3の特殊化で登場した直接指揮が4でも登場。

基本的な効果は3と同じですが、使用出来るキャラがリーダー(戦闘に参加させるとターンごとに追加されるCPが増えるキャラ)全員になっています。
また3の時とは違い、ミッションに関わらず1ターンに使えるのは1回だけなので、使う時はよく考えてからの方が良いですね。
ただし主人公のクロードに限り、戦車に乗っている時は直接指揮は出来ないので注意。

ストーリーを進めると、メインキャラ以外に階級が伍長(メインキャラ以外は戦闘で活躍する事で二等兵~伍長まで階級が上がる)になっているキャラ1人までリーダーに任命出来るようになるのですが、そのキャラも直接指揮を使用出来るので、特に偵察兵はこれ目当てで優先的にリーダーにするのもいいですね。

3の時は各特殊化にBGMがあったのですが、4の直接指揮ではBGMが変化したりしないのがちょっと残念ですね・・・カッコイイBGMだったんですが・・・。

 

シップオーダー

オーダーとは別に4にはシップオーダーというシステムがあります。
シップオーダーはストーリーを進める事で使用出来るようになります。
シップオーダーは武器や車輌と同じく、開発を行う事で効果や戦闘中に使用出来る回数などを上げる事が出来ます。
種類は4つあり、それぞれ、

  • レーダー:指定した地点の周辺にいる敵を発見する事が出来る。
  • 艦砲射撃:指定した地点の周辺にいる敵に砲撃を行い攻撃する。
  • 救護部隊:味方の歩兵全員のHPを回復させ、瀕死の味方がいる場合は救助を行う。
  • 車輌応急修理:破壊された味方車輌を戦線復帰させる。

という効果です。
レーダーと艦砲射撃に関しては主人公:クロードがいる位置から一定の範囲内にしか行う事が出来ないので、これらを使う場合には予めクロードをある程度動かしておくと良いでしょう。

どれも優秀な効果ですが、1ターンに使えるシップオーダーは1回だけなので、有効な場面を見極めて使う事が重要になってきます。CPを1消費する事も忘れないようにしましょう。

 

クリア後要素多数!

ヴァルキュリアは初代から3に至るまで、クリア後の要素はミッションが少し増えたりする程度でしたが、4はミッション追加以外にも多くの要素が追加されます。
戦闘に関してはクリア後に追加される新たな遊撃戦闘からが本番(だと私は思っています)なので、ストーリークリア後もガンガン遊んでいきましょう!

戦ヴァル4は2018年秋にSwitch版も発売されるので、SwitchはあるけどPS4を持っていない!という方はSwitch版発売をお待ちください!

 

番外編①:ヴァルキュリアの新シリーズ!「蒼き革命のヴァルキュリア」

さて、ここからは番外編と称しまして、戦場のヴァルキュリアのナンバリングタイトル以外のゲームをご紹介します。
まずは「蒼き革命のヴァルキュリア」から。

蒼ヴァルは2017年1月に、PS4とPSvita用ソフトとして発売されたヴァルキュリアの新シリーズです。
戦闘システムはもちろん、世界観も若干変わっています。

ストーリーは主人公達が暮らす国が強大な敵国からの独立と解放を目指す、という流れ的には初代戦ヴァルと似たような感じになっています。
「復讐」と「死」がテーマになっているようで、戦場のヴァルキュリアシリーズと比べると若干暗めのストーリー。
戦ヴァル4も過去作3つと比べると重めのストーリーなので、新作が出るたびにリアルな戦争感が出てきているといった感じでしょうか。
それでもヴァルキュリア自体結構甘々なストーリーですけど(笑)。
全体的に14歳の心を持っている方は楽しめるストーリーという印象ですね。

そんな蒼ヴァルの解説をしていきたいと思います。

 

蒼ヴァルの戦闘システム

蒼ヴァルの戦闘システムは戦ヴァルのように「シミュレーションゲーム+アクションゲーム」といった感じですが、戦ヴァルがシミュレーションゲームにアクションゲームの要素を足したようなゲームなのに対し、蒼ヴァルはアクションゲームにシミュレーションゲームの要素を足したようなゲームとなっています。
戦ヴァルの戦闘システムは「BLiTZ(ブリッツ)」という名称でしたが、蒼ヴァルは「LeGION(レギオン)」というようです。

このLeGIONというシステム、アクションゲームが苦手な人でも楽しめるシステムだとは思うのですが、反面アクションゲームが得意、もしくは他にもたくさんのアクションゲームをプレイした事があるとテンポの悪さが少し目立ちます。
銃や呪術(このゲームにおける魔術のような技)を使用する際に「バトルパレット」という銃や咒術のコマンドがあるメニューを開くのですが、この時にコマンド選択からその行動し終えるまで戦闘が止まってしまうので、単純にアクションゲームを楽しみたい!という方にはあまりオススメ出来ないというのが率直な感想・・・。
代わりに味方ユニットのバトルパレットを操作する事が出来るので、敵の近くにいる味方に有効な行動を取らせたり出来るなど、戦略性は高めだと思います。

総じてシミュレーションゲームが得意な人向けだと個人的には思います。

 

グラフィックやモーション

キャラのモデルは、キャラクターデザインを担当したタカヤマトシアキ氏のイラストを忠実に再現しており、特に女性キャラが素晴らしいです。カワイイ!

しかしモーションはアクションゲームとしてはかなりもっさり感があり、爽快感はあまり感じられなかったのが少し残念ですね・・・。
ターン制バトルや、それこそ戦ヴァルのような戦闘システムなどであればそこまで気にならなかったかもしれないです。
街や戦闘時のマップなどは細かく描写されているので、好きな人は街はかなりワクワクすると思います。

 

蒼ヴァルまとめ

蒼ヴァルの総合的な感想としては「戦ヴァルシリーズの事を意識しなければ楽しめる」です。

発表された当初は戦ヴァルシリーズとかなり比べられてしまっており、戦ヴァルの新シリーズを期待していた層からはあまり評価が良くなかったようです。
かくいう自分も発表当初はその中の一人でしたからね・・・。
蒼ヴァル自体は他にないシステムで、またストーリーも中々作り込まれている為、ストーリーもしっかり楽しみたい!という方は是非購入してプレイしてみてください!

 

番外編②:実はスマホアプリがあった!「戦場のヴァルキュリアDUEL」

番外編②はスマホアプリとして2012年にサービス開始した「戦場のヴァルキュリアDUEL」。
スマホで戦ヴァルが遊べる!?という事はなく、よくあるポチポチゲーです。

登場キャラは初代から3までのキャラで、基本のイラストは2や3準拠となっています。
その為会話シーンでも戦闘時のモデルが登場する初代のキャラは新しく描き下ろされていました。
中にはキャラクター原案の本庄雷太氏のイラストのカードや、その他にもたくさんのイラストレーターなどの描き下ろしイラストの物もあった為、戦ヴァルファン向けのゲームでしたね。
それだけに単なるポチポチゲーだったのが悔やまれます・・・。

またDUELオリジナルのキャラもおり、その中の人達が戦ヴァルのラジオなんかもやっていました。

DUELの戦闘は期間ごとに東軍か西軍かに振り分けられ、マップにある「敵軍総司令部」という場所を制圧する対人のトレーディングカードゲームとなっております。
イベントでは強力なCPUを相手にする事も。

戦ヴァルと同じSEGAのアーケードゲーム「戦国大戦」とコラボした事もあり、戦ヴァル2のキャラ「ユリアナ」の格好の「小松姫」、戦ヴァル3のヒロイン「リエラ」の格好の「白井局」というユニットを手に入れられるイベントもありました。

そんな戦ヴァルDUELですが、サービス開始から3年後の2015年にサービス終了。
この時は完全に戦ヴァルは終わった・・・なんて言われていたりしましたね・・・。

本当に新作が発売されてよかったです・・・!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
前編・後編と2回に分けてヴァルキュリアシリーズについてお話させていただきましたが、戦ヴァルや蒼ヴァルに興味は湧いてきましたか?

ヴァルキュリアシリーズは他のゲームとのコラボやゲスト参戦が非常に多い為、シリーズの名前や特定のキャラだけは知っているという事が結構あったようです。
過去作で止まっている方や名前だけは知っているという方、また今回初めて知ったという方も是非この機会にヴァルキュリアデビューや新作購入をしてみてはいかがでしょう?

ヴァルキュリア人口が増えてまた新作が作られる事を期待したいですね!

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黒猫
ゼスト市原店・主に一般担当の黒猫です。
東方やボカロ,ポケモンやアトリエシリーズは私にどうぞ!
他にもアニメやTRPG(主にクトゥルフ)の話題もイケますので遠慮無くお声掛け下さい。
大体一般レジ付近で作業してますのでお気軽にどうぞ(≧ω≦)
【ゼスト市原店】
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